胃がん・大腸がん | 下関市の内視鏡検査といえば水町内科消化器科医院

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水町内科消化器科医院

胃がん・大腸がん


胃がんについて

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胃がんの死亡率は年々低下傾向にありますが、男性の場合、がんによる死亡率は第2位、女性は大腸がんと同率1位です。

現代のがんによる死亡率第1位に今でも君臨しているのが胃がんです。
また、胃がんの初期症状の50%は無症状なので、検診による胃がんの早期発見が非常に大事です。

胃がん・ポリープの内視鏡検査

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当院では、大きさ2cm未満で潰瘍のない、粘膜に限局した分化型胃がんに対して、内視鏡的胃粘膜切除術(EMR)を行っています。

治療方法は、2チャンネルスコープ(鉗子孔の2つ付いた内視鏡)を用いて、病巣の粘膜下に生理食塩水(又は、止血剤)を注入し、病巣をもり上げ、一方で把持、他方のスネアー(柔かい針金のようなもの)で絞扼、電気で切除します。

治療時間は、約20~30分で終わりますが、その後養生のため、約10日間の入院が必要です。
治療施行時は、苦痛を和らげるための鎮静剤を使用します。

大腸がんについて

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大腸がんは、男性のがんによる死亡原因の第4位、女性では胃がんと同様に第1位です。

最近では、食事の欧風化に伴い大腸がんになる頻度が増えています。
40歳以上の方は、便潜血検査による大腸がん検査を受けましょう。
また、腹痛、便秘、下痢、下血などの症状の方は、大腸内視鏡検査や、注腸X線検査を受けましょう。

早期大腸がん・大腸ポリープの内視鏡検査

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大腸内視鏡を肛門より挿入し、ポリープをスネアーで絞扼して電気的に焼灼、切断し、前述(胃がんの項一部参照)の粘膜切除術を行い、病巣部を切除します。

大腸内視鏡検査の前処置は、ニフレックという洗腸剤(下剤)を2リットル程飲んでいただきます。

検査当日に朝より服用し、午後1時頃より検査開始です。
小さいポリープ2~3個程度であれば、ポリープを取った後は自宅安静で良いですが、大きいポリープや多数のポリープを取った場合は、2泊3日(~1泊2日)の養生入院が必要です。

早期大腸がんでは、粘膜下層の浅いところ(sm1)に限局したがんであれば、内視鏡治療で取ることができます。

施行時間は、検査のみで約20分、ポリープを取ると約40分位です。
当院では、腹部手術後に癒着の強い方や、痛みに敏感な方には、鎮静剤を使用して大腸内視鏡の治療を行っています。

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